チャコールグリル
炭火料理の極意は「強火の遠火」です。
表面はカリッと香ばしく、中はジューシーに調理することが可能です。炭火を使うと簡単に食材の旨みを引き出す事ができるのです。
本格的なバーベキューを始めたい方は、是非チャコールグリルを選んでください。
チャコールグリルの種類
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七輪
かつて、日本の台所に必ずあった七輪。珪藻土でできており、非常に高い断熱性と、耐熱性に優れています。炭火によって暖められた七輪本体からも遠赤外線が放射されます。自宅の庭先で手軽に美味しい炭火焼を楽しめるグリルです。
角型グリル
最もポピュラーな型の角型グリル。足がしっかりとしていて、炭床と焼き網の距離が比較的離れているもの、炭の入れやすい商品がお勧めです。ドラム缶を加工した大型のものから、コンパクトに折りたため、持ち運びに便利なものまでさまざまです。
蓋付グリル
蓋は、熱と煙と水蒸気を閉じ込める為のアイテムです。蓋をすることでオーブン料理や、食材にスモークフレーバーを付ける事が可能です。
写真のグリルは、本場アメリカで60%のシェアを持つWeber社製の「ケトルシリーズ」です。
ガスグリル
スイッチ一つで、点火、消化。火力調節もツマミ一つで簡単です。日本ではあまり馴染みがありませんが、海外のバーベキューシーンではメジャーです。
ガスの炎は水分を含むため、焼いた食材が多少水っぽくなります。大きめの食材は、表面が焼けていても中まで火が通っているか確認をする事がポイントです。
ガスグリルの種類
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大型グリル
欧米では、庭で使用する大型ガスグリルが普及しています。蓋が付いていますので、オーブン料理や、スモーク料理なども楽しめます。
カセットグリル
手軽に持ち運びのできるガスグリルです。カセットガスボンベを使用しており、手間をかけずにバーベキューを愉しむ事ができます。蓋もあり、網と鉄板がセットになっていますので、多彩な調理が楽しめます。
ガスコンロ
家庭用のカセットボンベを利用して簡単バーベキューも良いでしょう。網を使った直火焼きには適していません。鉄板を使用して楽しんでください。ガスの炎は風に弱く消えてしまうこともあります。アウトドアで使用する際は風対策が必要です。
一般に売られているカセットボンベは気温が低い場合に、火力が弱まる、着荷しないという現象がおきます。まずは、コンロとボンベの注意書きをよく読んでから使用してください。
ガスコンロの種類
カセットコンロ
家庭では鍋料理に使われることが多いコンロです。ジンギスカン用など小さめの鉄板での調理に適しています。
使い方にご注意ください!
外部からの熱がガスボンベに加わると爆発します。コンロ全体を覆うように鉄板を乗せたり、炭の火熾しに使用する事は厳禁です。
アウトドア用ガスコンロ・ホワイトガソリンコンロ
アウトドア用ガスコンロは、軽量・コンパクトで、携帯性に優れています。カセットボンベの取り付け位置も外部からの熱が加わらないように設計されています。蓋をあけると風防になり風対策も万全です。
ホワイトガソリンを使用したコンロは、燃料を気化させる為にポンピングという作業が必要になりますが、風に強く、気温に左右されません。アウトドア用調理器具のベストセラーです。
どちらも、カレーやシチュー。豚汁などのスープ系料理や、パスタを茹でる、お湯を沸かす、といったなべを使った料理に適しています。鉄板をのせて鉄板焼きも楽しめます。茹でたてパスタを鉄板でペペロンチーノ。いかがでしょうか。
アウトドア用ガスコンロ | ホワイトガソリンコンロ |
ホットプレート
電気が使用できる場所であれば、ホットプレートを使ってもいいでしょう。バーベキューになかなかいけないという方、まずは気分から!ベランダでビール片手にフランクフルトを頬張ってみませんか。
鉄か鉄板か迷うところ
炭火なら
迷わず網で焼きましょう。網を使うことにより赤外線を遮断することなく、効率よく調理することができます。また、煙や灰が食材の旨みを引き出します。
針金を格子状に編んだ網が一般的ですが、耐久性が低く、長期間は使えません。頻繁にバーベキューをする方は、鉄の棒で作られた丈夫な網や、スリットの入った鉄板など、スタイルに合わせて選んでみてください。
使用前はよく熱し、ブラシで汚れや焦げをよく落とし、刷毛やキッチンペーパーでオイルを塗ってから使用します。牛脂を使っても良いでしょう。
よく熱し、汚れやコゲを落とす | オイルや牛脂を網に塗る |
ガスグリルなら
鉄板や鍋を用いた調理に向いています。鉄板は多少重くなりますが、少し集めの物をお勧めします。蓄熱性が高く、熱のムラも減り、調理しやすくなります。
薄い鉄板は熱の変化で変形しやすいので注意が必要です。
鉄板も網同様、使用前はよく熱し、オイルを塗る事がポイントです。